Rain(ピ)北京五輪閉会式のステージに!
俳優としても活躍する歌手のピ(Rain)が、24日夜に行われた北京五輪閉会式で、メーン会場・国家体育場(愛称:鳥の巣)のステージに立った。台湾の王力宏(ワン・リーホン)、香港の陳慧琳(ケリー・チャン)、中国の韓雪(セシリア・ハン)らと閉会式テーマ曲「北京 北京 我愛北京」を歌い、アジア諸国の和合を訴えた。以下は公演直後に行った電話インタビューでの一問一答。
――閉会式への出席オファーはいつ受けたのか。
「1年前には米国のアーティストとステージに立つという話が出ていたが、中華圏の歌手らとのアジアの和合をテーマにした公演が企画され、オリンピック組織委員会が韓国代表歌手として自分を招いてくれた。開会式・閉会式の総演出を手がけた(映画監督の)チャン・イーモウ氏も推薦してくれたと聞いた。4カ月前に出演が決まり、1カ月前に歌手らと会い全曲をレコーディングした」
――大型ステージに何度も立ってきたが、9万人の観衆、数十億人の人々が見守る中で歌うのは初めてだったのでは。
「メーン会場の9万人の観衆、壮大な公演規模・施設のためにステージに上がる前からどきどきしていた。公演メンバーはみな情熱的で、選手団はさまざまな人種がひとつになり大きなパーティを楽しんでいた。わたしも歌っている瞬間はじんときて興奮した。出演できて非常に光栄だった」
――閉会式への出席はオリンピック組織委員会と秘密契約を結ぶほどの極秘事項だったが、中華圏のメディアを通じて報じられた。
「出演陣全員が秘密を守るという条項が盛り込まれた契約書を作成した。テロのリスクに備え、観客の興奮を防ぎ、ショーを秘密裏に進めるためだった」
――北京五輪で記憶に残る韓国人選手の活躍は。
「本当は23日に韓国とキューバの野球決勝を見に行きたかったが、カメラに写ってはと思い、結局行けなかった。野球選手団は本当に劇的なドラマを見せた。この日はテコンドーでも金メダルを取り、喜びも2倍になった。国別メダル順位で総合7位とは、人口比を考えると本当にすばらしい」